2015年9月15日火曜日

終着駅の風景

どういうわけか、「終着駅」というものが好き。
旅の課程で、どうしても立ち寄ってしまう終わりの駅。
その列車の終点という意味合いもあるけれど、ほんとうにそれ以上レールがなくて先へはもう行けない駅もある。
「ここに来るための路線なんだな」という感慨とともに街を歩くのも好きだった。
いくつかは、もう行くことができないのだが。


越美北線 九頭竜湖


いすみ鉄道 上総中野

米坂線 米沢

弥彦線 弥彦

上信電鉄 下仁田

鶴見線 海芝浦

氷見線 氷見

男鹿線 男鹿

富山港線 岩瀬浜(現在はライトレール転換)

日立電鉄 鮎川(廃止)

城端線 城端

のと鉄道 蛸島(廃止)

鶴見線 扇町

水郡線支線 常陸大田

烏山線 烏山

 急行能登(廃止) 終点 金沢

特急いそかぜ(廃止) 終点 小倉


2015年5月13日水曜日

忍野八海の小川



こういう原風景はいつまでも残しておいて欲しい。
私が子供の頃は、当時住んでいた街にもこういう小川があった。

今は道路になっている。

2014年7月14日月曜日

エスカレーター


便利。

動く階段、エスカレーター。

だがしかし、それは人の動きを前後に、上下にコントロールするために作られたものであることを覚えておくべきなのかもしれない。

日常生活の中に作られた小さな制約、小さな思惑。

乗ったら最後、基本的にはもう引き返せない。


新橋駅

2014年7月11日金曜日

反射


空は無機質なビルに切り取られ、はりめぐらされた電線が頭上を塞ぐ。

太陽は反射でその存在を示し、熱だけを伝えてくる。

エアコン外機から吹き出す熱が路地に広がり、焼けたアスファルトは独特の異臭を放つ。


ここは東京、コンクリートとアスファルトのジャングル。


人情も人間性も捨てた人型の生物が幽霊のようにうごめく街。

夏の熱が、彼らから思考さえも奪い去って行く。



浜松町付近

2014年7月5日土曜日

房総の色


乗った瞬間に「きれいだなぁ」と思ったのを覚えている。

房総方面の為に作られた特急車両、当時は「ビュー特急」などと呼ばれていた。

海の青、南房総の色。

特急ビューさざなみ車内 東京駅

2014年7月3日木曜日

山陰海岸の青い稲妻


日本最長の本線でありながら、いまだに完全電化されていない山陰本線。

ここへ、京都からやってくる特急があります、それがこの「スーパーはくと」

もちろん、電化されていない以上、首都圏で見る特急とは違い、動力はディーゼル機関。


エコじゃない、音も煩い、ガスも出る。

でも、私はこいつが大好き。

今日も700馬力のディーゼルターボが爆音をけたて、山陰の線路をカッ飛んでいきます。

山陰本線 鳥取